入社のきっかけはWantedly~エンジニアから見たオープンロジの魅力と課題~
こんにちは!オープンロジnote編集部です。今回はオープンロジ社員の一人をご紹介します。登場してくださったのはエンジニアの林正紀さん。
さまざまな会社での経験を経てオープンロジに入社した林さんならではの視点で、オープンロジに入社したときのきっかけや今後の目標を語っていただきました!
——自己紹介をお願いします
2020年1月に入社しました、エンジニアの林正紀です。
社会人になって20年、転職7回目、オープンロジが8社目になります。
いままでの職歴では、ソーシャルゲームや音楽系サービス、口コミサイトのサーバサイドエンジニアをしていました。
趣味はライブ参加。特にMr.Childrenが大好きで、ファン歴27年。ライブで声出して体動かすのが何よりのリフレッシュです。妻との出会いもMr.Childrenが繋いだ縁でした。
あと、IT系の勉強会やカンファレンスによく参加していて、最近はいくつかのカンファレンスで当日ボランティアスタッフもしました。
(builderscon2019、 PHPカンファレンス2019、PHPerKaigi2020)
——入社のきっかけは何ですか?
昨年転職活動をしていた時期に、Wantedlyでスカウトメールをいただきまして。物流領域の知識は自分はあまりなかったのですが、技術スタックは自分が得意とするものが多かったので、まずは話を聞いてみたいと思い、CTO(当時)の五十嵐さんとカジュアル面談をしました。
そこで物流×ITの可能性、伸びしろという部分で、自分が全く想像してなかったのですが、チャレンジしがいのありそうな分野であること、また、自分の少し前に入社された齋藤さんのエントリにもあるのですが、自分も五十嵐さんが率直に課題を語ってくれたことが印象的でした。
実は今回の転職の際、最終的にオープンロジ含めて3社内定をいただいて、3社ともビジネス的にも技術的にも自分がチャレンジしたい内容の会社で、すごく悩んだんです。
妻とも折に触れて相談していたのですが、今、妻と不妊治療に取り組んでいて、月に数回通院しています。プライベートがそのような状況においてオープンロジはフレックス勤務がとても柔軟なこと、入社直後の特別休暇付与、勤務地が池袋(居住地が埼玉県川越市なので通いやすい)、IT健保(出産時の給付が手厚い)であることが、これから妊娠・出産を迎える状況を考えるといいよね、という会話がポイントになりました。
——現在の業務について教えてください
オープンロジシステムのインフラ(AWS等)の課題をメインに取り組んでいます。
セキュリティの強化や、開発効率を上げるための活動、ログ収集・データ基盤の整備を担当しています。インフラなので、縁の下の力持ち、というと聞こえがいいのですが、ユーザーから目に見えるところではないので伝わりずらいんですよね。
でも何か問題があるとシステム全体に影響するような作業も多く、緊張感はあります。
それでも1つ課題を解決するごとに、あくまでエンジニア目線でしか気づけない部分ではあるのですが、システムがよりよくアップデートされていくのを実感できるのは、この仕事をしている冥利に尽きますね。日々新しく学ぶことも多く、とても刺激になっています。
自分は今年46歳になりますが、エンジニアとしてこの先生き残るには、新しい技術・知識を絶えず飲み込んで、消化していかないといけないと思っています。泳ぐのを止めると死んでしまうマグロのようなものです(笑)
——目標はありますか?
直近では、入社して2ヶ月ちょっとですが、まだまだ物流というビジネス領域の知識が足りてないなぁ、と痛感しているので、しっかりキャッチアップしていきたいです。
少し別の視点では、オープンロジの社内エンジニアの技術に対する感度はとても高いな、と感じているのですが、社外コミュニティへの発信力、エンジニア界隈でのオープンロジという会社の認知度はまだまだ伸ばしていく余地があると思っていて。
自分は前職でもそのような活動をしていましたし、個人でもエンジニアコミュニティに積極的に関わるようにしているので、そんな役割を果たせていけたらいいなと考えています。
——オープンロジメンバーに向けてメッセージをお願いします
入社直後の印象は、とにかくオンボーディングが手厚くて、ジョインしたメンバーを受け入れ、その人の力を引き出すための様々な仕掛けがきちんと機能していて素晴らしいと思っています。
Slackに#dev-newcomerというチャンネルがあって、入社間もない人がわからないことを質問すると、知見ある人が答えてくれるんですね。こういう新参者が質問しやすい場所を作る、というのも大事なオンボーディングの仕掛けだと感じています。
Slackに関してもうひとついうと、オープンな議論が多くて良いなと思っています。
よくネット上でSlackのDMの是非について議論になることがあるんですが、コミュニケーション設計がうまく行っている会社は、Publicなチャンネルでの発言比率が高いと思っています。
(参考 https://mercan.mercari.com/articles/2018-04-10-163322/
https://shanaiho.smarthr.co.jp/n/n9a06e0e7eee8 )
オープンロジのSlackアナリティクスをみると、Publicチャンネルでの発言率がだいたい85%前後で、これはかなり高いほうだと思います。
あとUniposで感謝しあう文化が醸成されているのも良いですね。人はどうしてもネガティブなこと、自分が不快に思うことって反射的に言動をおこしやすい。それは生存への危機を回避する動物が本来もっている能力なのかもしれないのですが、人間のコミュニティとしてはギスギスしてしまいますよね。
一方で「感謝する」って意識してないとできない、人間特有の能力だと思うんです。
また、本人は大したこと無いと思っている仕事も、他の人からみると、この人のこの仕事があるから助かってる!ってことはすごくあって、そこにきちんと光を当てるって組織としてとても大事なことだと思っています。
最近カーネギーの「人を動かす」を読んでいるんですが、その本にも似たようなことが書いてある節があって、経営、人材マネージメントの観点にも通じているなと感じています。
——オープンロジに興味を持っている方へメッセージをお願いします
オープンロジはビジネス的にもエンジニアリングでもまだまだ課題や伸びしろがたくさんあると感じていて。そういった課題に主体的に取り組める人、先にも書きましたが自分はMr.Children好きなので「高ければ高い壁のほうが登った時気持ちいい」というマインドがある人はすごく向いてるんではないかなと思います。
また、子育て世代の方が多くて制度的にもそのような世代でも家庭と仕事のバランスとりながら働ける環境があるので、ライフステージが変わって働き方を変えたい(変えざるをえない)という方も、オープンロジにはそれを受け入れる文化・制度があるので、興味をもっていただけたら一度カジュアルにお話を聞きにきていただけると嬉しいですね。
(参考リンク:https://dual.nikkei.com/atcl/column/17/1111139/012800083/ や https://dual.nikkei.com/atcl/column/17/1111139/012800084/)