“社会課題の解決に真剣に向き合う人達と、強みを磨き続けたい” 新卒が語る、オープンロジの魅力【内定者エントリー】
はじめまして。
新卒として2023年の4月からオープンロジに入社予定の若狭です。
現在は内定者インターンとして働いています。
オープンロジに興味関心を持ってくれている就活生の方がこの記事を読んでいるのではないでしょうか。僕自身、内定承諾時や面接対策などでnoteの記事をたくさん読んでいました。
今回の内定者エントリー記事は、僕が就活を通して考えていたこと、内定者インターンで感じたことをお伝えし、就活生の皆さんにとって参考となる記事にできればと思います。
決して意識が高いとはいえなかった就活生時期
参考となる記事にしたいとお伝えしたものの、実は僕は就活をし始めた頃は、焼肉屋でのアルバイトとWebマーケティング会社でのインターンに全力を注いでいて、特に軸もなく、知名度のある会社を2、3社受けて終わろうとしていたのが正直なところです。
そんな意識の低い就活生だった僕が変わったのは、就活期間の中頃でした。
丁度大学での履修科目も減ってきた頃で、よりアルバイトとインターンに割く時間が増え、社会人と接する時間が増えました。
それまでは自分のペースで進められる比較的細かいお仕事が多かったのですが、割ける時間が増えたことで、しっかりとプロジェクトに関わらせて頂くことになりました。
プロジェクトを進める中で社員の方々と議論していると、僕とそこまで歳は離れていないのにそれぞれ専門分野や強みがあることがわかりました。議論をする中で社員の方から僕はとても沢山の学びを得て、成長することができました。
学びを得て自身の成長を感じた瞬間は、その後のモチベーションに強く結びつきました。「この成長が、僕の働くモチベーションになる」「自分もこの社員の方々と同じように、若いうちから強みを持った人になりたい」と考えるようになりました。
そして、そうなるためにはこのまま何となく就活をしてはいけないのではないか?と危機感を覚え、心機一転、ちゃんと軸を決めて就職先を選ぶことにしました。
アルバイト経験で気づいた“働く目的”
時を同じくして、それまで勤めていた焼肉屋がコロナの影響で閉店してしまうことになりました。
今までの経験を活かせたらと思い次のアルバイト先も焼肉屋を選んだのですが、そこで僕はカルチャーショックを受けました。
以前勤めていた焼肉屋さん(A店)には外国人のお客様が多く、店員がお客様の肉をお客様の目の前で焼き、提供するスタイルだったこともあり、バイト先のスタッフには英語力を磨きたい人や、コミュニケーションが好きなメンバーが多くいました。
僕はまかないが食べたくて入ったのが一番の理由ではありますが(笑)実際にお客様とコミュニケーションをとり、喜ぶ姿を見ることに非常にやりがいと楽しさを感じていました。
喜ぶ姿を見たい一心でお客様のことを考えて動き、他のアルバイトスタッフとも「どうしたらお客様にもっと喜んでもらえるか?」と話し合うなど、自然にそういった価値観・行動が身についていました。
ただ、次の焼肉屋(B店)は全く正反対の環境でした。
社員さんがいない時は基本的にサボる、接客にも消極的、お金が稼げればそれで良い、社員さんもお互いの議論を促しみんなでお店をつくるというよりは、決まった業務を行うだけという感じで、メンバーの裁量は最小限、アルバイト同士のコミュニケーションもほとんどありませんでした。
A店のことを思いだし、「みんなで話し合い、工夫すれば、よりお客様に喜んでもらえる」ことの素晴らしさを改めて感じた僕は、仕事はお金をただ稼ぐための労働ととらえず、お客様に喜んでもらうことを考えて、楽しみながら、みんなで協力できる環境で仕事がしたい、そう考えるようになりました。
就活の軸
上記の経験をふまえ、
・若いうちに(スピード感をもって)成長でき、強みをつくることができる企業
・お客様のことをちゃんと考えている企業
・年齢に関係なく裁量を持って、みんなで協力して頑張れる企業
を軸に就活を再スタートしました。
業界はあまり絞っていませんでしたが、若いうちに強みをつくるためにはインターン先で学んだマーケティングの知識を磨ける企業・職種、そして自分がスピード感持って成長することのできるスタートアップにフォーカスを置くのが良いのではと考え、Web・IT系のスタートアップ企業を受けていきました。
インターン先を就職先として考えることも引き続きありましたが、インターン先で刺激を受けた社員の方が中途で入社してきた方だったこと、他の企業にも視野を広げたほうが得るものがあるかもしれないと考えたこともあり、就活をしました。
物流って難しい・よくわからない
そうして就活を再スタートさせた僕ですが、その頃には既に選考が受けられる企業は非常に少なくなっていました。今からでもお話が聞ける企業を探す中で、利用していた人材紹介会社の方から紹介されたのがオープンロジでした。
物流の難しさ
物流業界については過去、インターン先でアパレルのネット通販(EC)事業の倉庫立ち上げ・在庫管理をお手伝いすることがあったため、課題が多い業界だということは少し理解できていました。
例えば、当時インターン先でお手伝いしたアパレルECは、事業の立ち上げ期だったのですが、倉庫も立ち上げたばかりだったのでまだまだ倉庫の中はカオスな状態でした。一般的に想像されるようなベルトコンベア式の倉庫では全くなく、段ボールが雑然と積まれている状態です。それでも注文はありますので、注文があった品物を沢山の段ボールの中から一つ一つ探しだし、重い段ボールをどかしたりして発送の準備をしていました。
また、そのインターン先ではないのですが、とあるネット通販で販売しているビールを保管した倉庫の管理を任されることもありました。その時は自分で作業を行うことはなく、倉庫さんへ様々な指示を出す形で管理をしていたのですが、
その倉庫さんはビールの取り扱いをしたことが無かったらしく、正しい梱包ができていなかったために配送時にビンが割れてしまったり、現場側の管理が行き届かず配送が遅れたりすることもありました。
思っていたよりも物流ってアナログで、管理の手間があって、発送するにも様々な配慮が必要で、難しいんだなと感じていました。
逆に、志の高い人が集まっているのかも?
ただ、こういった実体験をもちながらも、過去に物流関連の経営戦略本を読んだ時には、正直全くピンと来なかったのもあってか「物流業界って面倒くさそう」とも思っていました。笑
でも少し考えてみて、面倒で難しい物流業界で、スタートアップとして課題解決に取り組んでいるということは、「志の高い人たちが集まっているのでは?」と思ったんです。
なので、オープンロジの話を聞きに行きました。
難しさも面白さも感じた説明会
初回の面談では、人事の方が丁寧に事業のことを教えてくれました。
サービスの内容や課題の解決方法を聞いて難しそう、と思いつつも、人事の方から伝わってくる企業の志の高さに共感を覚えました。そして、ただ志が高いだけでなくビジョンが非常に明確になっている点で、とても面白そうだと感じたのを覚えています。
そして、自分の就活軸とも一致していると思い、選考を受けることにしました。
入社の決め手
僕は計4回入社までにオープンロジの方とお会いしたのですが、特に印象に残っているお話を共有したいと思います。
課題解決に真剣に向き合う人達
まず一番に印象に残っているのは二回目の面接で、東北出身の人事の方とお話した時のお話です。
その人事の方は東日本大震災を仙台で経験し、一時的にライフラインが断絶した瞬間があったそうです。ですが、「物流がいち早く動いてくれたおかげで、ご飯を食べることができ、改めて物流がライフラインとして非常に大切な存在であることを感じた。そのライフラインが壊れようとしている今、エンドユーザーの為にも良くしていきたい」と仰っていました。
「お客様のため」(就活界隈ではこれを社会貢献性と呼ぶこともあると思います)を謳う会社は世の中に数多くあると思います。実際に僕もそこに惹かれて他の会社をいくつか受けたのですが、選考が進むにつれてお話しされる内容が「インセンティブの多さ」や「社内イベントの多さ」に偏っていくこともあり、「お客様のため」をどこまで強く考えている企業なのかなかなか知ることが難しかったことが多かったです。
オープンロジに関してはこれだけでなく、その後会ったどの社員さんからもお客様のことをちゃんと考えていることがわかるエピソードを聞くことができ、真にお客様と向き合っている会社なのだなと実感することができました。
また、オープンロジのお客様の数についても魅力に感じました。
現在オープンロジのシステムは11,000以上のEC事業者様にアカウント導入頂いています。物流という側面から様々なEC事業者様の手助けをすることは、11,000以上のEC事業者様、そしてそれをはるかに上回る、商品を受け取る非常に多くの消費者を喜ばせることができると考えました。
高めあうことのできる組織
次に印象に残っているのはセールスチームのマネージャーからお聞きした内容です。
他に選考を受けていたとあるマーケティング系の企業では、営業チームは「チームメンバーを全員敵と考え、ライバル意識を持って仕事をする」といった価値観を持っていました。
それに対して、オープンロジのセールスマネージャーは「1人1人がしっかりと裁量をもちつつ、Valueを念頭に、個人ではなくチームや会社全体のために、情報交換や議論を行い、立場関係なく意見を言いやすいチームにしている」と言っていました。
「インターンで社員の方々と議論をして学びを得られたこと」、「焼肉屋のアルバイトで他のメンバーと話し合い、工夫をすることでよりお客様に喜んでもらえたこと」が重要な経験となっていた僕にとって、このマネージャーの言葉は“自分と同じ考えを持つ人達と働くことができる”という明確なイメージを持つことができました。
また、チームの文化以外にも、オープンロジは他のスタートアップと比べても入社後のフォロー体制など、会社としての環境整備がしっかりしている印象でした。
創業期を乗り越え、会社の成長をリードしてきた優秀な社員の方々と一緒に議論をしながら、時にはフォローも頂きつつ高めあえる環境は、とても魅力的でした。
強みを磨き続けられる環境
そして、若いうちに強みをつくることができる環境について。
オープンロジのお客様には先述した通り、多くの、様々な商品を取り扱うEC事業者様(=ネット通販やネットショップを運営している方々)がいます。
この記事を読んでくれている方々の中にも、ネットショップで購入した商品が届いた際、段ボールにそのブランドのキャラクターが印刷されていたり、メッセージが書かれていたり、商品を見る前の“段ボールをあける瞬間”にも喜びを感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
EC事業者様は、近年のD2C(オンライン専業で物販を行うECの形態)市場の発展により、ただモノを売るだけでなく、他社と差別化をはかり、購買をリピートいただくためのブランディングなど、マーケティングに非常に力を入れています。
物流も例外ではなく、EC事業者様のブランディングに非常に強く関わってきます。
様々な種類の商品を扱うEC事業者様が抱える物流課題に営業として向き合い、解決に向けてお話をすることは、間接的に様々なマーケティング手法を学ぶことができるとも感じました。
そして、オープンロジの営業を通して得られる課題解決スキルは、今後どのような道を歩むことになっても活かすことができるスキルです。インターンで得てきた学びを活かしつつも、若いうちにそれを磨いて強みをつくることができ、かつ汎用性の高いスキルを得られる環境だと感じました。
内定者インターンを通して
やっていること
内定者インターンをはじめてから1ヶ月は、カスタマーサクセスチームで研修に参加しました。1週間ほど座学を行い、メールの書き方などビジネスマナーの基礎を学んだ後、実際にお客様とやりとりをしながらオープンロジの事業理解を進めました。
現在は、カスタマーサクセスからインサイドセールスチームに配属され、一次窓口としてメールや電話でお客様に合ったご案内をするという業務を行っています。
ここでは、ロープレや実際の顧客対応を通じて、トークスキルや、お客様が求めていることをヒアリングする力を身につけてきました。
チームの方々は毎日多くの顧客対応がある中でも、丁寧な対応でEC事業者様の満足度を高めています。受注したお客様から「一次窓口の対応が良かったことがオープンロジのサービスを利用する決め手だった」というお話もあったことから、日々丁寧な対応をされている社員のみなさんのことを非常に尊敬しています。
この経験から、就活の軸だったオープンロジでは「お客様のことを考えている」ということを確かめることができました。
チームの雰囲気
組織の雰囲気も面接で聞いていた通り、メンバーが1人1人裁量をもちつつ、チームや会社全体のための情報交換や議論を行い、立場関係なく意見を言う、バランスの取れた雰囲気でした。
入社してみたら実際は仲間意識よりもライバル意識が強い雰囲気だったらどうしよう…という不安はあったので、嘘でなくて良かったと思っています。笑
また、社内のコミュニケーションツール(Slack)もほとんどがオープンチャンネルで風通しが良い上に透明性も高く、マネージャーやチームの先輩方だけでなく他部署の方であっても相談しやすい環境だと感じました。
ただ、スピーディーに成長するためには受け身ではなく自発的に学びに行かなければならないとも思っています。相談してアドバイスを求めるだけではなく、Slackで他部署の仕事や先輩の過去のコメントなどをみてインプットを欠かさず、成長に繋げていきたいと思っています。
物流の面白さ
“物流”の面白さという点ではまだまだ業界理解を進めていく中で、これから実感していく部分が多いと思っています。ただ、実際に過去のインターンで体感していた立ち上げ期のEC事業者様が抱える課題を、他の立ち上げ期のEC事業者様も同じように抱えているという発見もあったり、
何よりオープンロジの一員として、自分が感じた課題を共有した後、すぐにその課題に対して改善がなされていくスピード感は非常に面白いと感じています!
最後に
就職先に悩んでいる方へ
僕は結果的に2社から内定を頂き、第一志望だったオープンロジの内定を迷わず承諾することができましたが、中には最後まで悩む就活生の方もいると思います。
僕が改めて自分の志望度を確かめる際に基準としていたのは「自分がどれだけその企業に質問をすることができたか」でした。
質問が浮かんでくるということは、その企業への興味度合いが高いということだと思っています。
興味度合いが高いということは、その企業で働きたいと思う気持ちが強いのだと考えています。
オープンロジは成長中のスタートアップです。若いうちから成長したい方には適した環境だと思いますし、その中でも特に、人に喜んでほしい/社会貢献性に軸を置いている方や、チームで切磋琢磨しながら成長し、高め合っていきたいと思っている方にマッチしていると思っています。
この記事で読者の皆さんの就活が少しでも有意義なものになればと思っています。
もしこの記事を見てオープンロジで一緒に働くことを決めた方がいれば、「記事参考になったよ!」と教えてもらえると嬉しいです!
ご入社をお待ちしています!